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フランスの香りとアジアの喧騒が溶け込む旧サイゴンの街に惹かれ、メコンデルタの豊穣に目を奪われ、アオザイ姿の女性の色気に誘われた。そしてまた、インドシナ半島は戦争写真家ロバート・キャパが地雷に倒れ、学生時代の先輩、一ノ瀬泰造が行方不明になった土地でもある。ヴェトナムに魅せられた写真家が、見たもの、感じたもの、捜したもの……　 [Start]

■写真・文　横木安良夫　よこぎあらお
■四六版ワイド　336頁　（カラー写真　226頁　本文１０４ページ）
■定価：本体　2,700円　（税別）　新潮社　ISBN-10-427901-E
■1999年1月25日　発売　

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■「サイゴンの昼下がり」書評／紹介など

■メコン圏の旅、紀行エッセイ 　

■産経新聞