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やさしいデジタル写真処理技術入門 CReCo クリコ・カラー編 ●GX100&GRDigital and all compact digital camera *モノクロデジタル入門 1を先に読んでください。 デジタルカラーをCReCoで処理すると、簡単にしかも効果的写真を表現できる。 今回はCalifolniaで撮影した写真をCReCoしてみる。 撮影はCanon20D レンズはTamron11−18mmだ。ISO200 オリジナルデータは、Jpegで3.454メガバイト、Photoshopで開くと、23.4Mがある。 通常僕はJpegで撮ることがほとんどだが、セレクトして名前を変えた時点で、TIFFにしている。 今回はウエブ上で見るため、72dpi 2336x3050dpiをd72dpi 467x700dpiにリサイズしている。 ★フォトショップ→イメージ→画像解像度72pixle→横幅を2336pixle→467ixle4
CReCo 完成 下の写真よりさらに、細部を調整している。 下の左の写真がオリジナルをリサイズしただけのものだ。弱冠オーバー気味、微妙なブレがあるのだろうか、解像感も不足している。 ただ、その下にある左側のレベル調整を見ると、レベルは0−255まで綺麗に使われていて、ある意味適正露出ともいえる。せっかくここまで トーンがそろっているということは、(情報量が多い)単純にコントラストを上げてはいけない。シャドー部を注意して、わずかにレベル中央の グレーのクリックを右に寄せ、ほんの少し暗くする。右側の写真が完成形だが、ほとんど焼き込みだけで作り上げている。 タンクのシャドウ部を見ればわかると思うが、わずかに暗くなっただけだ。もちろんシャドー部をもう少し明るくすることも可能だ。 焼き込み、覆い焼きは、銀塩モノクロ技術では普通のテクニックだ。ただ、銀塩カラープリントであまり、やりすぎるとカラーバランスが 崩れるので、自由にではないが、デジタルカラーではかなり自由に調整できる。これは何もRawで撮るとか撮らないとかの問題ではない。 Jpegで撮っても自由に調整できる。(TIFFで保存することに注意) トーンカーブを使って、濃度を調整することが多いようだが、それはあくまで技術者のレベルだ。もともとのデータの整合をそこなうことなく、 写真をデータを触ることは、作者や、作者の意図を知った者にしかできない。CReCoは、撮影者の意図を反映するもので、 自分でするものだ。 実際、商業印刷においては、入稿時や、校正刷りの折に、部分的な指示を書きこむ。「空をもっと暗く、シャドーをもっとしめて、挙句はもっと シャープに」と、ピントの甘い写真もすっきりさせることができる。CReCoとは、かつて印刷でできた、テクニックを、技術者をとおさず、 作者が自分で、思いどおりに調整するテクニックだ。
★フォトショップ→画質調整→ライティング→レベル調整
焼きこみは、このぐらい大雑把にすると、かえってムラにならない。 写真は現実を写したものだとしても、撮ったものはひとつの現実は、ある意味タブローと同じだ。 「絵」には、絵の見せ方、視角的効果、テクニックがある。 例えば、どんな絵を見ても微妙に、周辺は主題より暗くなっている。見せたいものは、明暗、彩度、配色によって、構図を作っている。 そういうところは、一枚の写真は一緒だと思う。 この写真について、使ったテクニックを整理すると。 1 全体の明るさをわずかに落とす。 2 「焼き込み」をする。空のように全体のときは、おおざっぱにする。 ハイライト、中間調、シャドーと使い分けて焼きこむと効果的だ。 3 シャープネス(アンシャープネス)は、全体にはよほどでないかぎり使わない。(僕はモノクロのときには絶対に使わない) ツールにある、シャープツールを部分的に使う。部分的強調するだけで、シャープ感はでる。 4 彩度も、全体的にはこの際使わない。焼き込み、覆い焼きのところにある、スポンジツールで部分的に上げる。 スポンジツールはとても便利だ。カラーのときに、背景の小さな部分の色が強すぎるときに、弱めることができる。 5 最後に、このサイズだと0.5%のノイズ(粒子)を入れる。 *写真はある意味タブローだ。もちろん絵画とは違う。写真全体をみながら、トーンや色調を部分的に調整する。 これは、デジタルだからこそ誰でもできる技術だ。 カラー写真は色彩のコンビネーションだ。印象派の画家たちが使っていた絵の具は、普通のオイル絵の具だ。 現在のような蛍光色のはいったような発色のよいアクリル絵の具ではない。それなのに自然界の光のようなまぶしささえ表現する。 日本の歌舞伎の緞帳を思い浮かべて欲しい。黒と茶と緑だ。そのどれもがくすんでいる。それなのに、その3色のコンビネーションは、 なんともビビットだ。デジタル写真の発色の良し悪しを語るが、色彩とはコンビネーションだということをお忘れなく。 すべての色は、白から黒の間にある。彩度も明度もあげると、白になってしまう。 *なぜCreCoで部分的な調整をするかというと、そのヒントは印象派絵画にある。 ★★今回は、ウエッブ上で見せるために、写真をリサイズしました。 実際はプリントするたには、Jpegで撮ったものをそのままTIFFに保存してから、ずっと大きな原稿をCReCoします。 通常、一眼デジ、JpegLarge600万画素以上で撮影してものならば、A4,A3ぐらいのまでには、プリント可能です。 最新のプリンターは補完機能がついているので、そのままの大きさでもプリント可能です。 しかし、もっと大きなサイズにプリントしたり、印刷原稿にするには、適正のサイズに、リサイズ(再サンプル、補完)しなければなりません。 ★再サンプルの方法 リサイズ 印刷物にしたり、大判にプリントするには、デジタル原稿を適正なおおきさに、再サンプル(リサイズ)をしなければらない。 ウエッブ上に縮小するのも、同じことだ。 例えば、今回の写真、JpegLarge をフォトショップで開く。 ツールバー→イメージ→サイズ変更→画像解像度
これが、この写真のデータだ。解像度72dpiだとネット上では、高さが1m23.613cmもあることになる。 ネット状でこのままUPしたら、こんなに巨大な画像になってします。 しかし印刷物にするには、解像度を350dpiにしなければならない。 ピクセル数を変えることなく、解像度を上げるには、まず、画像の再サンプルのチェックをはずす。 そして、解像度を350にかえる。
すると、ピクセル数は変わらないけど、ドキュメント(画像)のサイズは小さくなった。 印刷用の解像度350pixleだと、高さは25.429cmしかない。 いいところ、A4に印刷するのが限界に見える。 *インクジェットプリンターだと、300pixleは、欲しい。すると高さは29.667cmしかない。 これでは、A4プリントが限界だ。ところがインクジェットプリンターには、補完機能がついていて、 このサイズでも十分A3ノビまでは、プリントできる。 ★印刷物や、大判プリントするには、適正にドキュメント(画像)のサイズを大きくしなければならない。
★例えば、解像度、350dpiで、高さが30cm欲しければ、ピクセル数も増え、 大きさも、32.6メガバイトになる。この大きさまで、リサイズすれば、印刷が可能になる。
★これを使うと、大判プリントのときに、どのくらいのピクセル数(単純にいえば、メガ数)が必要かわかる。 プリンターは、補完機能がついているので、大判のときには、解像度が150dpiもあればだいじょうぶだ。 この写真23.4メガのサイズを、高さ1mぐらいに伸ばしたければ、 画像の再サンプルのチェックをはずす →解像度を150にする →再サンプルにチェックを入れる →ドキュメントサイズの高さを100cmにする →するとピクセル数は66.5メガになる。 ★再サンプルは、一度にやらず、20−50%ぐらいずつつ大きくすると(pixle→%) 画像の劣化が抑えられる。(無いといってもよい)。写真には大きさによって鑑賞距離とサイズの関係があるので、 全く問題なく、理論的にはどんな大きさでもプリントできることになる。 理論的には幅100mだって可能だ。まあ、ビルボードを見ればわかるだろう。; ★僕の私見だと600万画素以上あれば、どんなサイズでも伸ばせるはずだ。 それは、人物全身撮影で、髪の毛が解像する、解像度が必要だということだ。 髪の毛一本が解像していれば、その写真を100mに伸ばしても、髪の毛一本は写っている。 ピクセル数を増やすことによって、ドットは埋まってしまう。(補完しているということ) 補完ということばを、あまり好まないようだが、 デジタル写真とは、補完にはじまり、補完に終わる、と僕は思っている。 補完とは、デジタルのなかのあやふやさだ。自動的にドットを埋めてゆく。 それこそ銀塩写真らしさと置き換えてもいいかれない。 だからどんなにおお伸ばししても、補完すればグラデーションにドットがでることもない。 そのあたりが、銀塩プリントのような目伸ばしとは違うところだ。 このあたりの理屈が理解できないひとも多いようだが、デジタルと銀塩のプリントの違いをよく理解したほうがよういだろう。 おまけ
2004年、沖縄金武(きん)の街の社交街 JpegLargeで撮影したものを、ウエッブ用に、72pixle横幅800pixleにリサイズしている。 カラーの場合、モノクロよりも抽象性がないので、CReCoもあまりわざとらしくはないほうが、 良い。でもモノクロでも、まず最初に明るさ、コントラスとの調整をする。グラフの右側ハイライト側に余裕がある。 この状態は、データ上ではハイライトが255になっていない。
NikonD70 Tamron 18−200mm Iso 200 レベルと調整すると、このように少し歯ぬけになる。CreCoしているうちに、間が埋まってくる。
空を焼き込み、雲を覆い焼きする。部分的に彩度を上げる。 中央のギリシャ式柱を目立つように、濃度の差をつける。 手前のグリーン部分を少し焼きこむ。 そのほか細かい部分を調整する。 最後に、1%のノイズを入れてみた。
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